1.15.3の注記

特徴量定義のバンドパス、バンドストップにおける周波数範囲指定について、低い側の周波数をf1、高い側の周波数をf2とした時、 version1.15.2までは f1 <= f < f2 の周波数をバンドパス(またはバンドストップ)する仕様であったのに対し、 version1.15.3からは上端を含む範囲(f1 <= f <= f2)に変更されました。 これにより、バンドパス、バンドストップを使用したユーザー定義特徴量(特に狭い周波数範囲を評価している場合)、 計算結果が変わる可能性がありますのでご注意ください。

1.13.17の注記

version1.13.16以前のAIモジュールの「特徴ベクトルを規格化」の機能は、実質的に有用ではないため廃止され、代わりに「パラメータを規格化」が導入されました。 version1.13.16以前に「特徴ベクトルを規格化」をONにして作成したモデルは、version1.13.17以降では特徴ベクトルの規格化をしない設定で使用されますのでご注意ください。

1.10.0の注記

version1.10.0から、周波数スペクトルの縦軸の値が、version1.9.2以前と比較して2倍に変更されています。 これは、version1.9.2以前は片側スペクトルの係数をそのまま表示していたのに対し、 version1.10.0から省略されている側のスペクトルのエネルギーを考慮した値に変更したためです。 グラフ表示上の縦軸の数値の違いのみであり、グラフの形状や特徴量などの計算値には影響ありませんが、 version1.9.2以前のSigmaを利用して出力したグラフと比較する場合は注意して下さい。